弊研がブラックと呼ばれる理由とは

どうも中嶋(本名ではない)です。あんまり研究室名を書くと、アレなので名前は伏せますが配属された研究室について書いていこうと思います。ちなみにかなりの主観です。

 

結論から言いますと、弊研はブラックではありません

プログラムを扱う研究室であり、かつブラックだからやめておけだとか週5日研究室に行かなきゃいけないだとか、留年生や教授と性格があわずに退学した人が…だとか。そんな噂を耳にしました。

実際入ってみたら留年生や退学者がいたのは事実なんですけど、それって卒論じゃなくて「講義の単位が取得できなかった」だとか他の理由なんですよね。

 

また、それらは裏を返せば、「卒論に関して面倒見のいい先生なのかもしれないし、卒論のテーマ考えなくても引き継ぎだからいいのかもしれない、私にもできるのかも。」と思い、その研究室へ配属希望を提出し、無事配属されました。

 

 

3年後期の輪講時間

 

研究室も決定し、いよいよ研究室毎の集まりの時間ができた3年後期には、それぞれの研究テーマを決定するべく、各テーマについての基礎知識を全員で輪講をしていくというものが毎週行われました。

全員が必ず前に立って説明することが最低条件で、(就活やどんな事情があっても)1回でも休めば休んだ範囲についてのレポートを提出しなければならず、冗談抜きにコミュ障やバカにとってはキツい時間だったと思います。

 

しかし、この部分はいざ研究が始まると、人によってはかなり必要で、特に扱う部分が被っている人はしっかりと取り組んで話を聞くべきものだったように思えます。

これは、卒論を書くときに参考にする論文はあるものの理解した部分を自分の言葉で書かなければいけないのと、引き継ぎであっても、使用される式などの説明文章も直さなければいけないためです。

 

また、プログラムをがっつり書かなければならないだとか、研究結果をとるものだとかそういうのは先生がテーマを決めるときに一つずつ注意を話すため聞き逃すととても後悔する結果になると思います。

実際、後期になってからプログラムが全くわからず、研究するものを全く別のものに変更して1からやり直している研究生がいます。

 

ちなみに私のテーマはプログラムをいじらなきゃいけないんですけどほとんど分からなくて卒業できるかも分からないです。

 

いよいよ4年生の卒研、の前に。

 

3年後期も終わりになり、春休みに入ったところ研究室では複数回勉強会と言う名の集まりが 開催されました。これらは前年までに自分が選択したテーマの研究内容を引き継ぐため、研究テーマが近い人同士でグループになり、論文に沿ってわからない部分を輪講形式で行なっていくものです。また、これは前期の半ばまで行われます。

 

ここまで、書いた通りですが他の研究室よりも頻繁に集まりがあるため拘束時間は長いと思われますが、どれもその人のために「理解する時間」というものを先生が設けてくれる状態です。(厳しいと言われる所以かも。)

 

中間発表から現在

 

最初に言っておくべきことですが、弊研の教授は、かなり面白い方で、雑談もしやすく学生と距離が近いです。例年行なっているらしい研究室合宿では、コテージを借りてみんなでバーベキューしたりました。

学生と距離が近いため、質問もとてもしやすいです。ですが、中には先生を毛嫌いしているタイプの学生もいるので、その人たちから見ると「拘束時間が長い」「怒られる、注意される」とマイナスイメージが強くなってしまうように思われます。

 

あと、教授とコミュニケーション取ってない人たちは教授のあたりも強いです。(私が言える立場じゃないんですが、これは彼らが期限守ってないとかそういった理由もあります。)

教授は話もツッコミも面白く、言い方がきつようには聞こえますが、相手を責めている訳ではないので厳しい他研と比較したらとても良い方だと思います。

中間発表がボロボロでも、怒ったりなどはせず「できなかった人たちは理解していると思います」と対応してくださいますし、時々人間性に問題のあるような教授がいるというツイートも見かけますが、気分的に攻撃したり、研究内容以外で当たってくるようなことはまずありませんし。言い方も優しい方です。

 

こんな風に書いてますが、やってれば別に週5日なんて来なくても大丈夫です、きちんと報告、連絡、相談をすれば休んでも問題ないし、インターンやバイトだっていけます。

 

やらない人たちが集まりがちなのでやらない人向けのスケジュールやシステムが組み込まれているだけだと私は思ってます。

 

ちなみに私はできていないことをのらりくらりと先延ばしにし、12月末を迎えそうですが、両親や会社の上司も状況を理解した上で、なるべく頑張ってみて卒論提出がうまくいかなければその時点で大学を辞めて会社に通う予定です。

 

もう一度言いますが、弊研はブラックではなくできない人のために、教授がとてもよく面倒を見てくれる研究室だと思います。

 

以上です。